■ 目次へ

Majikaよ

最終章 夏の終わりに

   ママがいったように俺は三日後には無事退院できた。
 そしてマンションに帰ると、いつもの生活を取り戻し始めた。
 結局藤堂とはあれきり会う事はなかった。
 礼を言いそびれたと兄貴に愚痴ると、
「この前お店にこられたからちゃんとママと挨拶したわ。翔ちゃんの事も無事に退院して喜んでくれてたわよ」
 と事後報告を聞くだけとなった。
 お店に通っていると聞いて茜さんと上手くいっているのだと今更ながらの現実を知った。
 俺は二人の事を考えないようにした。
 もう笹倉もいないし、元の生活に戻るだけだ。
 後は受験にまっしぐらだと気持ちを切り替えた。

 長い夏休みも予備校通いと特別授業とで忙しい日々を過ごした。
 野々宮からは生き抜きと称して目標達成の最後の合コンに付き合わされた。
 彼女に遠慮して誘わなかったそうだが、デートしている様子もないと分り真相を尋ねられた。
 とっくに振られたと告げると現金なもので早速声をかけてきた。
 相変らずだと苦笑しながらも俺は気分転換にその誘いに乗った。
 フィナーレらしく可愛い系やら綺麗系等粒ぞろいで、野々宮の人脈の多さに驚いた。
 何人からかそれらしいリアクションで誘われたのだが、全く触手が動かない。
 受験のせいにした俺に親友曰く失恋の後遺症だろうと茶化された。
 でもそれは満更的外れでもなく‥未だに脳裏にチラつく藤堂の存在に自分でもそうかも知れないと自覚した。

 夏休みも終わる頃、知らない番号で着信があった。
 まさかと思いながらこちらからかけて見ると、
「翔ちゃん!」
「あ、茜さん?」
 それは意外な人物で俺はマジ驚いた。
「うん‥‥ごめんね、急に電話してぇ」
「いえ‥」
 相変わらず語尾が甘えた感じの声に俺は気乗りしない返事をした。
 それを不審がっていると勘違いしたのか、
「あ、番号は薫ちゃんから聞いたの」と電話の経緯を説明してくれた。
「ああ‥そうなんですか」
 と相変わらず気のない返事を返す。
「征哉‥藤堂がね渡したいものがあるからって‥急なんだけど取りに来て貰える?」
「え‥」
 いきなり藤堂の名を出されて俺は動揺した。
「今日中に取りに来て欲しいんだけど‥駄目かな」
「今日っすか?」
「うん‥ママに渡しても良かったんだけど‥お店もう辞めちゃったから」
「え‥っ!」
 俺は思わず驚きの声を上げた。茜さんがお店を辞めたなんて寝耳に水だった。
「うん‥色々あってね」
 なぜか理由は躊躇いがちに口を濁す茜さんに俺は深く追求しなかった。
「大事なものだから早く渡した方がいいって正哉が言うもんだから‥急な話でごめんね」
「あ、いえ‥取りにって、どこに行けばいいですか?」
「ああ‥藤堂の滞在しているホテルよ。翔ちゃん知ってるわよね?」
「‥っ!」
 俺は思わず心臓が鷲掴みされるようにドキリとした。
 
 勿論知ってる。なんたって俺の初体験の思い出の場所だ。
 まさか、茜さんも知ってるって事? それかなんか勘付いた?
 思わず不安な気持ちが心の中で渦巻く。

「あら、知らなかった?」
 鎌を掛けられるような茜さんの聞き方に緊張が走る。
「知るわけないじゃないですか」
 俺の応えに茜さんはどこか安堵するような声音でホテルと部屋の番号を教えてくれた。
「時間はいつでもいいわ‥今日はずっといるから」
「翔ちゃん?」
 なんの返答もしない俺に電話の向こうの茜さんが訝る。
「あ、ごめん‥そこだと、あと2時間くらいで行けると思う」
「そうなの、分かったわ‥待ってるから」
「了解! でも渡したいものってなに?」
 そう尋ねたのは大したものじゃなかったら断ろうと思ったからだ。
 出来ればあの部屋には行きたくないし、茜さんにも会いたくなかった。
「まぁー、来れば分るから」
 と、茜さんの勿体つけた言い方がどうにも気になり取りに行くことにした。
「じゃあ後でね」
 そう言うと会話は切れた。
 どうにか藤堂との関係を疑われずに済んでホッとする。
 
 人が忘れようとしてるってのにっ!
 冗談じゃねぇつーんだ!

 俺は思いっきり悪態をついて、ネガティブな気分を一掃させた。

 俺は特別授業が終わるとその足で都内ホテルへと急いだ。
 地下鉄の時間は予想通りで2時間後の約束はどうやら守れそうだった。
 フロントを通さず、知っているドアナンバーまで辿りつく。
 藤堂と対面するのだと思うと急に心臓の鼓動が速まった。
 意を決して緊張した面持ちのままドアをノックすると直ぐにドアロックが開錠されて静かにドアが開かれた。
 てっきり藤堂だと思っていたら、目の前に現れたのは茜さんだった。
「翔ちゃん‥いらっしゃい」
 俺はすぐに声をかけてきた茜さんの姿に思わず息を飲む。
 着崩れたバスロープ、あられもなく肌蹴た胸元にはいくつかの鬱血した痕。
 可愛いだけの印象だったのが、今はどことなく婀娜(あだ)っぽくしどけない色香を漂わせている。
 それはまさしく藤堂との情交の跡を匂わせていた。
 俺は返事も忘れるほどの衝撃を受けた。
 茜さんは俺の様子に口角を上げると、
「ごめーん、こんな格好で‥征哉はいないけど‥どうぞ」
 唖然とする俺に茜さんはドアを開いて中へ入るように促した。
 俺は茜さんから視線を反らせるように言われるまま部屋へと踏み込んだ。
「奥のソファーにどうぞ‥コーヒーでも頼もうか?」
「あっ! いえ用事すんだらすぐ帰るんで‥いいっす」
 ルームサービスを促されたが、居た堪れない俺は一刻も早く立ち去りたくて断った。
 入って直ぐ、思わず立ち止り足元に視線を落とす。
 そう‥このジュータンに染みになるような行為に及んだのはついこの前の事だ。
 たった一度訪れただけのホテルの一室だが、それは簡単に忘れられるものではなかった。
 あの陶酔した時間が一瞬脳裏を過り、藤堂の愛撫の一つ一つが生々しく蘇る。
 奴の指が内股からゆっくり這い上がり、滑らかに仰け反る肢体を余す所なく蹂躙していく。
「翔ちゃん?」
 と茜さんの呼びかけで現実に呼び戻され、甘美な白昼夢はあっと言う間に霧散した。
「座って‥やっぱりジュースでも取ろうか?」
「いや、ホントいいっす」
「そう‥遠慮しなくていいのに‥それにもう少ししたら征哉も帰ってくるのよ」
「え‥っ?」

 今日は平日なのに、あの仕事人間が早退?

 有り得ない話に俺は冗談だと本気で思った。
 しかしそれは本当の話でその理由も直ぐに明かされた。
「明日の便でアメリカに立つから」
「えっ?」
 茜さんの突拍子もない話に唖然とした。
「僕達ね‥向こうで一緒に暮らす事になったんだ」
「僕達‥って?」
 なんの話がさっぱり分からなくて俺は聞き返した。
「征哉と僕だよ。ほら、前に翔ちゃんが言ってくれたじゃない。日本じゃあ親や世間の目があって色々大変だって」
「‥‥」
「征哉はあっちの支社へ転属願いが受理されて、僕は大学中途だったから留学って名目で親ともやっと話しがついたんだ」

 なんなんだよ‥次から次と!

 茜さんは堰を切ったように俺にとってはショッキングな出来事を告げた。
 俺は動揺する暇も無いほどの茫然自失状態になった。
「今日は会社の引継ぎがあるから出社してるんだけど‥昨日までは色々準備があって僕も一ヶ月前からここで一緒に暮らしてるんだよ」

 俺との関係を知らないくせに次々と捲くし立てられる惚気話。
 
 俺は堪らず、
「そ、そうなんだ。マジ良かったっスね」
 心にもない台詞が口をついた。

 俺‥‥今‥‥めちゃ頑張ってるよな?!

「うん‥ありがと‥なんか急に話が進展しゃって僕も信じられないんだけどね」
 はしゃぐ茜さんとは対象的に俺は益々意気消沈していった。
 そして胸に競り上がってくる圧迫感をぐっと堪え、感情の高鳴りを抑え込むのがやっとだった。
「えっと‥それで渡したいものって?」
 これ以上聞きたくなくて早く用件を済ませようと話の腰を折った。
「あ、ごめんね。余計な話しちゃって‥翔ちゃんにはこの前相談に乗ってもらったからつい報告しなくちゃと思って─」
 茜さんは歓喜に頬を染めながら話を蒸し返えそうとした。

 だからもういいって! そんなに自慢したいのかよっ!

 俺は心の中で悪態を付きまくる。ただし極力顔に出ないように気をつけた。
 それでも俺の不機嫌な様子に気が付いたのか茜さんは罰が悪そうに席を立つと、ホテルの備え付けの机の引き出しからなにやら取り出し戻ってきた。
「はい‥これ翔ちゃんのでしょ」
 そう言って渡されたのはこの前失くしたと諦めていた俺の携帯だった。
「‥俺の」
 そう呟き、思わず手の中のそれを握り締めた。
「警察の押収物の中にあったの‥あの事件は未成年の翔ちゃんはママの会長さんの力で伏せてたから征哉の所に連絡がきて預かってたの‥遅くなってごめんね」
「いえ‥どうも」と俺の鈍い反応に、
「新しいのに買い換えてるだろうけど‥ほら個人情報満載でしょ、やっぱ手元に戻らないと不安だし‥」
 と今更の感は歪めないと茜さんはしどろもどろに言い訳した。
「あ、はい‥勿論です。戻ってきてマジ良かったです。有難うございました」
 と俺は嬉しそうに一礼した。
 確かにそうだ‥特に友達のアドレス等悪用されたりしたらと思うとゾッとする。
 俺の初めて見せる喜色の反応に茜さんもホッと安堵したようだ。
「よかった‥今日中に渡さないとと思って‥それにママや薫ちゃんには挨拶済ませたけど翔ちゃんにはまだだったでしょ。それもあってどうしても直接渡したかったの」

「‥‥」
 俺は思わず絶句した。

 ああ‥そうか‥惚気じゃなくてちゃんと『さらなら』言いたかったのかよ

 俺は猜疑心から茜さんを邪険にしてしまった事が急に恥ずかしくなった。
 あんなに長く思い続けてやっと幸せが訪れたというのに素直に喜んであげれなくて、自分の裁量の無さに情けなくなる。
 さっきまでの独りよがりな憤りは一気に萎んでいった。
「藤堂さんとの事‥本当に良かったっスね」
「あ、ありがとう」
 茜さんは急に照れて恥ずかしそうに俯いた。
「向こうにいったら体に気をつけて、お二人の幸せを祈ってます」
「‥‥」
 茜さんは歓喜するかと思いきや予想に反して驚愕に目を見張っていた。
 そして唐突に、「いいの?」と聞かれ、俺は意味が分らず唖然とした。
 すると言い出した茜さん自身が
「な、何でもないから‥変な事聞いてごめん」と慌てて取り繕い俯いた。
「‥‥」
 いったい何がいいたかったのか。
 茜さんのこの意味不明な言動は理解できないままでいると、
「翔ちゃんは私なんかよりずーと大人だなって‥」
 そう言うと顔を上げた茜さんの目尻に光るものがあった。
 俺は言葉を失った。
 
 茜さんは俺の気持ちを知っていたのだ。
 だから、私が貰って「いいの?」と言いたかったのじゃないだろうか。
 そして俺の祝福の大人対応を褒めてくれたのだ。
 そう思うと心の底から二人の幸せを願う気持ちになってきた。
 
 俺は携帯を受け取ると茜さんに別れを告げ、部屋を後にした。
 そして重い足を引きずるようにしてどうにかエレベータまで辿り着く。

 三基あるエレベータの一番手前のボタンを押して待っていると一番向こうの方が先に到着音を響かせた。
 人が降りる気配に何気に目を向けると、
「藤堂‥さん」
 と思わずエレベーターから出てきた男を呼び止めてしまった。
 ここに来る前にもしかして会えるかも知れないと心密かに思っていた。
 そして今は茜さんとの事を知り、逆に逢わずに済んで良かったと思っていたのに皮肉なものだ。
 だが藤堂も俺と同様に驚いている様だ。
「翔‥君」
 と奴に名を呼ばれ俺の鼓動は一気に加速して狼狽させた。
 そして逢いにきたと思われたくない一心で、
「これ‥取りに」
 そう言って手にしていた携帯を掲げて見せた。
「ああ‥すっかり遅くなったな‥体はもういいのか?」
「え‥」
 舞い上がってる状態で身体を気遣われ、一瞬なんのことか分からなかった。
 だがすぐ笹倉とのあの忌まわしい出来事を思い出し顔色を変えた。
「悪い! 思い出させてしまったか?」
 青ざめた俺の様子に藤堂は慌てる。
「だ、大丈夫。もうすっかり‥いいから」
 俺はどこか張り付いたような笑顔で藤堂の懸念を払拭しようと躍起になった。
 本当は今でもあの時の恐怖がブラッシュバックのように蘇って、息苦しさに襲われる。
 退院後もトラウマで様々なストレス障害を起こし、時々カウンセリングを受けている。
 最近では落ち着いてきたのか症状も出なくなっていた。
 それに今の症状は心的外傷というより笹倉との関係を知られていたことがショックだったようだ。
 だがよく考えれば兄貴もママも山上でさえ知っていたのだから当たり前の事だ。
 
 嫌な沈黙が流れ、俺は藤堂と二人きりのこの状態が居た堪れなくなってきた。
 だから沈黙を破るようにあの話を切り出した。
「アメリカ行くんだ‥ね」
「‥っ! 茜から聞いたのか?」
「あ、はい」
 俺はその後の台詞を必死に考えていた。

 やっぱ‥良かったですね‥かな 
 お幸せに‥かな

 どれも取って付けたようで中々口に出す事ができない。
 だがこのままでは間が持たない。
 それで出た言葉が、
「あの‥パトロンの話‥あれ無しって事でいいんだよね」
 と、この場に相応しくない話がポロリと口をついて出た。

 俺って馬鹿っ! 今言う事かよっ!

 と、思わず自身に突っ込みを入れた。
 それに自分で口にしておいて、藤堂の返事を恐れている。
 この上は一刻も早くこの場から立ち去りたい気持ちでいっぱいになった。
 目の前の上昇中のエレベーターの階を示すランプの点滅の遅さが恨めしい。
 
 遅せーよ!  早く開けよ!

 だが願いも空しく、藤堂が聞きたくない言葉を口にした。
「悪いが‥あれは無かった事にしてくれないか」
 そう言いながら奴は眉間に皺を寄せた。
 
 心臓を銃で打ち抜かれたみたいに胸が焼ける。
 早くこの場から‥‥一刻も早く‥‥。
 逃げ出したい。

「聞くまでも無かったのに‥俺って‥馬鹿っスね」
「嫌な思いさせて‥悪かった」
 
 嫌な思いって! なにそれっ! あんたは俺がっ!

 あの情交をそんな風に言われた憤りから身体が震えた。
「俺がいつ嫌だっていった? こっちの気持ちも知らないで‥っ!」
 そこまで言って墓穴を掘った自分に絶句した。
「ゆかり‥」
 その名で呼ばれて思わず体を震撼させた。
 藤堂と嫌でも視線が絡み合い、奴の悲壮な顔が俺への同情を示していた。
 そして奴の手が俺に向かってゆっくり伸びてきた。
 その手が俺の顎に触れた。だがそこから先がもどかしいほど進展しない。 

 早く‥触れよっ! ちゃんと‥触れよっ!
 抱きしめて‥キスしろよっ!
 あの体が蕩けそうになる口づけを

 俺の心の中の叫びまるで届いたかのように、ゆっくり顎が持ち上げられ俺は無意識に目を閉じた。

「‥‥」
 だが何も起こらない‥‥。
 長い沈黙の後、
「助けられなくて‥済まなかった」
 そう言って奴の手は俺からゆっくり離れていった。
 その瞬間、かぁーと全身を血が駆け巡り視界が真っ赤に染まったような気がした。

 ‥っ! なんなんだよぉー、阿呆過ぎて笑える!

 俺の恥ずかしい思いが知られた上に拒絶されたという最悪の結果に心がバラバラに砕け散った。
 やがて血塗られた思考は何も考えられないくらい真っ白になっていった。 
 そして無常なまでに静寂の中にその電子音が鳴り響いた。 
 遅すぎたエレベーターが目の前で開き、
 俺は無意識にその場から逃れるように駆け込み直ぐに1階のボタンを連打した。
 もどかしいくらいにゆっくり締まるドア‥。
 ドアで狭まる視界の中に藤堂の悲壮な顔がまだそこにあった。

 そうだ最後に! 何か言わないと‥もう二度と会えない。

 俺はその強い思いに突き動かされてドアが閉まる直前に、
「また助けてくれて‥ありがとう‥お幸せに」
 泣き笑いのような顔になってしまっているとも知らず、ありったけの笑顔でそう告げた。
「ゆかりっ!」
 殆ど締まりかけのドアに藤堂の最後の叫びがかき消された。
 エレベーターが何事もなかったように下降していく。
 俺はよろよろと壁際まで歩くとそれを背に立ち尽くした。
 込上げる何かを堪えるように天を仰ぐ。
 やがて脱力するようにズルズルとその場にしゃがみ込んだ。
 
 胸は張り裂けそうに痛いのに‥酸欠なまでに息苦しいのに‥。
 きっとこの胸の痞えは泣いたら楽になると分かっているのに。
 なのに、

 くそっ!  泣けねぇーじゃん

「男の子は泣いたら駄目よ‥‥か」
 独り言のように死んだ母の口癖を呟いた。

 現実をつきつけられて何度も諦めようと思った。
 だが幾度となく窮状を救われ、その度に奴の挑発にその気持ちは掻き乱され色んな思いに翻弄された。
 でもやっと終止符を打つことが出来る。
 いまは心に広がる焦燥感と何故か脱力するような安堵だけだった。
 
 やっとの思いでロビーの喧騒からも逃れるように外に出れば、噎せ返るほどの熱気に包まれた。
 見上げれば雲一つない空からの陽光は容赦なく照付けたが、随分日差しも弱まったと夏の終わりを感じた。
 ふと振り返り、そびえ立つホテルの建物を見上げて俺は心の中でどうしても口に出来なかった言葉を唱える。

 あんたのこと‥‥

 マジ 好きだった。
                                                                                                          THE END


あとがき →  ■ 目次へ